メタバースでできること5つ
今回はメタバースを活用することで
以下5つのことが可能となります。
没入感の高いVR・ARゲーム
バーチャルコンサート・イベントの開催
仮想通貨による投資・資産運用
企業のリモート会議・共同作業をスムーズに
Eコマース・サービス提供の場を提供
【できること1】没入感の高いVR・ARゲーム
VR・AR技術の進歩によって
仮想空間でアバターを使った
現実に近い感覚のゲームを楽しめるようになりました
VRは「Virtual Reality」の略称で
ゲームではリモコン操作によって
自分の動きがプレイに反映されます
そのため、限りなく現実に近い映像体験が可能です。
VRゲームには、アニメ化作品をもとにした
「ソードアート・オンラインVR(スマホゲーム」
リズムアクションゲーム
「初音ミクVR(プレイステーション5)」などがあります
ARは「Augmented Reality」の略称で
現実世界にバーチャル映像を重ねる
「拡張現実」を使ったゲームを実現しています
ARを使ったゲームは「ポケモンGO」が最も有名な作品
ポケモンGOプレイ画面を見れば
ARがどんなものかイメージしやすいでしょう。
【できること2】
バーチャルコンサート・イベントの開催
メタバースの技術により、アバターを使った
ライブやイベントを開催できるようになっています
2019年のフジロックフェスティバルでは
会場をメタバース上で再現し
来場していない人もライブの体験を
共有できるようにする試みが行われました
人気バンドの「RADWIMPS」も
2020年12月と2021年7月の2度
バーチャルライブを実施しています。
バーチャルライブプラットフォームを提供する
「Wave」は、日本円で約43億円の資金調達に成功しており
今後さらなる拡大が予想されます
また、オンラインゲーム
「フォートナイト」も
10代〜20代に人気が高いです
2020年には多くのYouTuberが実況動画を公開し
最高同時視聴者数で1位を獲得するほど
世界中で人気のゲームとなっています
【できること3】
仮想通貨による投資・資産運用
メタバースによって仮想空間でゲームするだけでなく
商品を作り売買することも可能です
商品の売買は、VRプラットフォームの
「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」
「Decentraland(ディセントラランド)などで行われています
「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」では
保有する土地の売却やデジタル通貨の売買が可能
実例では、米バスケットボールリーグ選手を扱った
トレーディングカードゲーム「NBA Top Shot」が
月間売上250億円を記録しています
また、仮想通貨を使った土地売買や貸借で
資産運用も可能です。
「Decentraland(ディセントラランド)」では
ゲームで使用するキャラクターやアイテムを自作できます。
作成したものはNFTマーケットプレイスを通じて
販売できるので、ゲームを通じて収益を得ることが可能
仮想現実とブロックチェーン技術の融合によって
ゲームで遊ぶだけでなく収益につなげることも可能となりました
【できること4】
企業のリモート会議・共同作業をスムーズに
メタバース技術は、コロナ禍の働き方改革に役立ちます。具体的には、企業のリモート会議や共同作業の面です。
これまで活用されてきたオンライン会議ツールには、以下の問題点がありました。
同じ場所にいる感覚が薄い
参加者の表情や雰囲気を掴みにくい
オンラインだが、自分の身なりに気を遣う
メタバース技術を活用すれば
問題点を解消したリモート会議
作業が可能となります
メタバースによる仮想空間では
現実世界での顔や手の動きを表現できます
空間再現の技術により相手との
距離感もリアルに表現されるので
対面に限りなく近い感覚で会議が可能です
また、複数人で話し合い
内容をホワイトボードに書き込むような
共同作業も行えます
メタバースの技術を活用すれば
企業の総務が在宅でリモートオフィス運用
したり社員の位置を把握したりといったことも
より高い精度で行えます
そのため、これまで以上に出社しなくても
できることが増えると考えられています
【できること5】
Eコマース・サービス提供の場を提供
メタバースによりEコマース・サービス提供の場を作り
仮想空間でのマーケ・販売活動が可能となります
具体的な事例は、2021年12月に行われた
「バーチャルマーケット2021」
バーチャルマーケット2021では
衣類や雑貨のセレクトショップである
「BEAMS」の社員がアバターで接客を行っていました
接客はヘッドフォンとマイクを通して
ユーザーと肉声で会話したり
コントローラーを使ってスタッフアバター
身振り手振りを表現したりと
リアルタイムでの接客に近いものです
また、バーチャルマーケット2021では
現実の渋谷を再現した「パラリアル渋谷」があり
その中に「バーチャル大丸・松坂屋」が登場
バーチャル大丸・松坂屋では
3Dの食品モデルで商品の価格や詳細を確認し
実際に購入も可能でした。
さらにバーチャル大丸・松坂屋内で100人以上が集まる
「メタバース宴会」も開催され
大きな盛り上がりとなりました
メタバースの技術は
これまでにない新しい形での商品販売を実現しています